おはようございます。レインドロップマニア小山里穂です。
趣味の乗馬について、ここに書くのは初めてかな。
乗馬と保育の仕事とエッセンシャルオイル。
一見して全く繋がりがないように思いますが、私の中ではがっちり繋がっています。
2020年に始めた乗馬。かっこよく乗ることより馬とのコミュニケーションを楽しみたいため
あまり上手ではありません。笑
趣味なので、がんばって上手くなろうという気合もあまり無いんです。
でも毎回学ぶし深いなあと思います。
そして昨日は初めて落馬を経験しました。
幸い大した落馬ではなかったので怪我はありませんでしたが、
コーチから落馬した原因をレクチャーされたときに
「あ!ゲリーも同じこと言ってた!」と思ったのです。
馬は草食動物(被食者側)であり、群れをなす生き物なので
リーダーに従う性質があります。乗馬の時は人が馬のリーダーにならなければ
馬が迷ったり不安になったりするそうなんです。
それを踏まえてコーチは
「指示を出すときは素早く。とにかく早く。そしてそれが間違っていてもいい。」と。
それを聞いたときに
あ、ゲリーも同じことを言っていたなって思い出しました。
馬と共に育ったゲリーはジャウスティングという競技がとても好きでした。
馬上槍試合と言って、馬に乗ったまま相手を槍で突く競技です。
ヤングリビングのモナ農場にはジャウスティング場があったほど。
硬い甲冑はおよそ40キロ。顔全体も覆っているため、視界はほんの数センチ。
そして馬に乗って重さ20キロの槍で相手を突くのです。
馬が走り出した時、体勢を立て直すことはもう遅い。
違うと思ってもそのままやるしかない。立て直していたら全てが時間切れになってしまう。
ゲリーがそう言っていました。
グループのリーダーになること、良きリーダーであることについて、
ゲリーはジャウスティングになぞらえて教えてくれたことがありました。
やる。とにかくやる。間違っていてもやる。そう言っていたなあ。。
昨日の落馬の件で言うと
私がもう少し馬の動きに敏感になって早いうちから先を読んでいたら
瞬時に対策を考えて馬の動きを変えられたかもしれない。
それが少し間違っていたとしても、私が落ち着いてリーダーシップを取っていれば
もう少し馬を落ち着かせることができたかもしれない。
ゲリーが言いたかったことはこういう事かな?と、
乗馬をしていて感じることが多いのです。
「小山さんがリーダーになってください。」とコーチに言われて
「それが苦手なんです。いつも従ってきたタイプだし、誰かにリードしてもらいたい性格で。。」
と言ったら
「それは見ていてよく分かります。」だって。笑
なんだか新しい領域に足を踏み入れた感じです。
コミュニケーションを取る方法で言うと
犬とゼロ歳児は似ているし、馬と三歳児も似ている、と私は思います。
保育園に来たゼロ歳児がママと離れて不安で泣いていたら
抱きしめてあげたり歌ってあげたりして安心させてあげるコミュニケーションが
私は心地よいし得意だと思っています。ワンコを可愛がる時も同じく。
でも三歳児は自分の意思がはっきりしてくるし、知恵もある。
なかなか一筋縄ではいきません。
時にはリーダーになって指示に従わせないと、収拾がつかなくなるし、怪我にも繋がります。
わたし、三歳児クラスの指導が苦手なんですよね。笑
指示を出しているつもりでも伝わっていないなんてところは、乗馬と同じで。
乗馬って本当に深い。これをマスターしたらコミュニケーション術の達人になれそう。
こんな本も読み始めました。笑
ゲリーが答えに迷った時、馬に乗って山に行き必ず答えを得てきたことから作られた
セイクリッドマウンテンというオイルを塗りながら読んでいます。
繋がる感じがします。
そんなことを学んだ日は、図らずもゲリーが天国に帰っていった日でした。
あれからもう五年も経ったんだ。。
500キロもある巨体を動かすのは今でも緊張するし、馬によって性格も様々だしその日の気分なんかも関係してくるので、
毎回毎回、前回上手く行った方法が通用することは殆どありません。
イレギュラーが当たり前の中で自分が変わらずに在ることが大切なんだなあと。
馬って素晴らしい生き物です。
呼んだ?笑
あ、そして!
落馬した時もオイルを持っていたおかげですぐに対処できました。
やっぱり持ち歩くに限る。笑
人生のほぼ全てをエッセンシャルオイルにお世話になっています。笑
それは彼が人生を終えてもなお。
ありがとうございます。