こんにちは。
レインドロップマニア 小山里穂です。
「エッセンシャルオイルは神の魂が大地に与えた、身体に最も近い有形物質です。」
ヤングリビング歴が長い方はこのセリフを聞いたことがあるかもしれませんね。
これはゲリー・ヤングが蒸留について、これから学ぼうとしていた頃のこと、
フランスの蒸留の父と呼ばれるアンリ・ビオー氏から
「君にとってエッセンシャルオイルとは何?」
と尋ねられた時の、ゲリーの答えです。
実は私、この話に感動しつつも
このゲリーの言葉の意味がぼんやりとしか理解できていなかったというか・・
心にバシっと入ってこなかったんですよ。
でも先日、ある方のセミナーでこの話題が出てきたときに
初めて心にバシっと入ってきました。笑
その方がゲリーが語った英語の原文を持っていて
しかも、とても分かりやすい日本語に訳してくれたから。
「エッセンシャルオイルとは、この地球上で私たちが触れることができるものの中で、最も神の魂に近づけてくれるものです。」
わあ~♡ それなら分かりやすい!
なんだかゲリーの言わんとすることが鮮やかに映像化できたし
実際にオイルを使っていて、神の魂に近づけてくれる・・というのは何となく体感しております。
納得納得。
とてもスッキリしたので、今日はこれをお伝えしたかったんです。笑
ところで、アメリカ人のゲリーがどうやってフランスの蒸留の父と呼ばれる方、しかも人里離れたところで静かに暮らしていて
あまり人に会いたがらないというアンリ・ビオーさんにお会いできたのかというと
話は1990年に遡ります。
当時ゲリーはサプリメントにエッセンシャルオイルを加える実験をしていて
自分が作った製品をカリフォルニアで行われた健康に関するエキスポで展示していました。
その会場に、自身で蒸留したラベンダーオイルを携えてフランスから来ていたのが
ジーン・ノエル・ランデルという男性でした。
ジーンとゲリーは意気投合し、ジーンの奥様がアメリカ人だったこともあって
蒸留を学びたかったゲリーはジーンをフランスまで訪ねるようになったのだそう。
そのジーンが、ゲリーを蒸留の父と呼ばれるアンリ・ビオー氏に引き合わせてくれたのです。
そして
ジーンには息子さんがいまして
この写真でジーンの背中に背負われた赤ちゃん、ニコラス君。
一番左はゲリー
そうです。
9月16日から東京、大阪、沖縄で来日セミナーを開催する
ヤングリビング、フランスファームディレクターのニコラス・ランデルです。
まさにラベンダーと共に育った方なんですよ。
赤ちゃんの頃ゲリーから直接ラベンダーオイルを塗ってもらったという彼のお話、今から楽しみですね。
幼い頃のニコラスとゲリー
話を戻しまして。
アンリ・ビオー氏は質問に対するゲリーの答えを聞いて
「そう!その通り!それをいたずらに利用しようとする者は、犯罪者同然に扱われるべきだ!」
と言って、次の日からゲリーに蒸留について教えたそうです。
はじめは門前払いされていたゲリーが、格式高いフランスの巨匠に受け入れられた瞬間でした。
「エッセンシャルオイルとは、この地球上で私たちが触れることができるものの中で、最も神の魂に近づけてくれるものです。」
「そう!その通り!それをいたずらに利用しようとする者は、犯罪者同然に扱われるべきだ!」
この言葉、ストーリー、大好き♡
植物は神聖なもの。植物は何でも知っているし、人間が生きていくのになくてはならない有難いもの。
それをいたずらに利用してはいけません。それはもはや、神に対する冒涜。。。
神の魂というと大袈裟に聞こえるかもしれないけれど、つまりそれは
本当の自分と繋がるとか、魂が決めてきた目的を思い出すということなんじゃないかなと私は思います。
だから、ゲリーが作ったオイルは使えば使うほど生きやすくなる。
このストーリー、人にお伝えする時になかなか上手く伝えられなかったのですが、
この翻訳のお陰でこれからは分かりやすく気持ちよくお伝え出来ます。嬉しい。
英語の文章を日本人に分かりやすいニュアンスに訳すのは時に難しいです。
特に誰かが言い遺した言葉だったりすると、その意図を変えずに伝えるという責任も生じます。
そんなわけで、私もゲリーの言葉を日本語に訳してお伝えする時はとても気を使うし
繊細な作業になるのですが、
なんと面白いことに
私の英語コーチが、翻訳に力を貸してくれるという現象が起きています。笑
毎回のプライベートレッスンで、あーでもないこーでもないと
二人して的確な表現を探すのはとても楽しい時間です。
そんなわけでまたゲリーの言葉を伝え続けていきますね。
そこには人生を変える力があるから。